firefox のプロファイルデータの場所を変更してネットワーク上に置く必要が生じた。
ネットワーク上に限らず任意のフォルダに置くことができる。以下 firefox 32.0 の場合である。
1.コマンドラインから firefox -ProfileManager でプロファイルマネージャーを起動する。すべての firefox を終了させておかないとプロファイルマネージャーは起動しないので留意すること。
2.「Firefox - ユーザプロファイルの選択」ダイアログで「新しいプロファイルを作成」をクリック
3.プロファイル名を入力し、プロファイルを置くフォルダを選択する。フォルダ選択ダイアログで新規にフォルダを作成することもできる
4.最後に「今後このプロファイルを使用する」をチェックすれば、以後 Firefox はこの新しいプロファイルを使用して起動するようになる
以上である。
蛇足。
自前のアドオンの場所を、myext@localhost というテキストファイルに記述して、プロファイルデータフォルダの extensions フォルダ置いていた。自前のアドオンの場所をネットワーク上に変更したので場所の記述を「\\some-pc\shared\firefoxext\」としたがアドオンを読み込まない。結局ネットワーク上のフォルダをドライブに割り当ててそれを記述すると読み込むことが分かった。 たとえば \\some-pc\shared を Z ドライブに割り当て「Z:\firefoxext\」と記述するとアドオンを読み込むのである。
最初はセキュリティ上の問題からネットワーク上のアドオンを読み込まないのかと思ったが、単にドライブ名を 割り当てるだけで読み込むので、そういう問題でもないらしい。
2014年9月8日月曜日
ハードディスクの突然死。二十数年分のデータを必死にサルベージ
2014年5月の話。
vmware player で動かしていた仮想マシンがフリーズした。仮想マシンのデータを置いていた外付けのUSBハードディスク 500GB が突然お亡くなりになったのである。この HDD には MS-DOS の時代から現在に至る二十数年分のデータが蓄積されていた。自分で作成したデータもほとんどがこの HDD のみに保存していた。かなりのショックだ。
とりあえず情報収集。現状ドライブとしては認識されているが、Windows のディスク管理ツールで見てみると、すべての領域が未割り当てになっている。少なくともパーティションテーブルは飛んでいるようだ。インターネットでさまざまに調べ、いくつかの試行錯誤の末、「完全データ復元PRO14」の無料体験版をダウンロードしドライブをスキャンしてみた。その結果、必要なファイルをほぼ認識しているようなので正式に購入してファイルを復元した。
このときハードディスクを直接スキャンせずに「イメージファイルの作成」を選択して別ドライブにイメージファイルのバックアップを作り、作成したイメージファイルに対してスキャンしたほうがよい。ぼくは購入後に気づいたので無料体験版でこの機能が使えるかは未確認。500GBのHDDイメージファイルのスキャンに要した時間は約6時間だった。
HDD データサルベージのひとつのポイントは、対象 HDD へのアクセスを最低限にすることだ。アクセスするほど不良ブロック(セクタ・クラスタ)を増やすリスクを大きくする。
もちろん復元できなかったファイルも存在するが、満足のいくデータ復元に成功した。 復元されたファイルで二点気になるところがある。ひとつはファイル名に含まれる空白が(多分)すべてアンダーバーに変更されていたこと。もうひとつはファイル名を復元できてもファイルの作成・更新日付を復元できてないファイルが多かったこと。
このソフトには分かりにくい部分もあるので、スキャンする前にメニューからヘルプを表示し通読し、またオプションの設定を確認するのがいいだろう。
とりあえずは九死に一生を得た。
vmware player で動かしていた仮想マシンがフリーズした。仮想マシンのデータを置いていた外付けのUSBハードディスク 500GB が突然お亡くなりになったのである。この HDD には MS-DOS の時代から現在に至る二十数年分のデータが蓄積されていた。自分で作成したデータもほとんどがこの HDD のみに保存していた。かなりのショックだ。
とりあえず情報収集。現状ドライブとしては認識されているが、Windows のディスク管理ツールで見てみると、すべての領域が未割り当てになっている。少なくともパーティションテーブルは飛んでいるようだ。インターネットでさまざまに調べ、いくつかの試行錯誤の末、「完全データ復元PRO14」の無料体験版をダウンロードしドライブをスキャンしてみた。その結果、必要なファイルをほぼ認識しているようなので正式に購入してファイルを復元した。
このときハードディスクを直接スキャンせずに「イメージファイルの作成」を選択して別ドライブにイメージファイルのバックアップを作り、作成したイメージファイルに対してスキャンしたほうがよい。ぼくは購入後に気づいたので無料体験版でこの機能が使えるかは未確認。500GBのHDDイメージファイルのスキャンに要した時間は約6時間だった。
HDD データサルベージのひとつのポイントは、対象 HDD へのアクセスを最低限にすることだ。アクセスするほど不良ブロック(セクタ・クラスタ)を増やすリスクを大きくする。
もちろん復元できなかったファイルも存在するが、満足のいくデータ復元に成功した。 復元されたファイルで二点気になるところがある。ひとつはファイル名に含まれる空白が(多分)すべてアンダーバーに変更されていたこと。もうひとつはファイル名を復元できてもファイルの作成・更新日付を復元できてないファイルが多かったこと。
このソフトには分かりにくい部分もあるので、スキャンする前にメニューからヘルプを表示し通読し、またオプションの設定を確認するのがいいだろう。
とりあえずは九死に一生を得た。
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さよなら nifty
ちょっと前の話。
@nifty を口座振替払いで利用していたが、2014年1月分の利用料金から口座振替決済管理費200円がかかるようになった。2012年にメインのプロバイダを変更して @nifty はメールアドレスの維持のために残していたが、これを機に解約することにした。
メインのプロバイダのメールアドレスを基礎にして、すべてのメールアドレスを以前から使っていたさくらのメールボックスを利用したアドレスに変更した。@nifty を解約して節約できるのは年間5400円だが、これでさくらのメールボックス二つ(ドメインも取得)の料金がほぼまかなえる。いい決断だったと思う。
@nifty を口座振替払いで利用していたが、2014年1月分の利用料金から口座振替決済管理費200円がかかるようになった。2012年にメインのプロバイダを変更して @nifty はメールアドレスの維持のために残していたが、これを機に解約することにした。
メインのプロバイダのメールアドレスを基礎にして、すべてのメールアドレスを以前から使っていたさくらのメールボックスを利用したアドレスに変更した。@nifty を解約して節約できるのは年間5400円だが、これでさくらのメールボックス二つ(ドメインも取得)の料金がほぼまかなえる。いい決断だったと思う。
ただ多少の感傷もある。MS-DOS の上でパソコン通信ソフト CCT を走らせ、Nifty-Serve, PC-VAN, 技術評論社の Jupiter Net にアクセスしたころが思い出される。調べてみるとNIFTY-Serve の ID の発効日は1992年6月12日だった。約22年の長きにわたる付き合いが終わった。
さよなら nifty
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