2023年12月20日水曜日

Android 版 Firefox 対応自作アドオンの宣伝

 2023 年 12 月から Android 版 Firefox でインストールできるアドオンが 20 前後?から 450 以上に増えました。その中に自作アドオン4点が含まれるので宣伝します。
ちなみに Android 版だけでなく PC 版でも使えます。

Script Menu

登録したスクリプトをメニューから選択して実行するアドオンで、このブログで紹介している fmsm の後継として作成したものです。ブックマークレット的に使うこともできます。
ユーザーインターフェースは次のようになります。




 

Script Menu の詳細(英語)はこちら→ AMO

Script for Me

いわゆるユーザースクリプトマネージャーです。以前はユーザースクリプトマネージャーとして Tampermonkey を使っていたのですが、寄付くれがちょっとだけうるさいのと Android で使えなかった(今は使えます。多分)ので自作して移行しました。
低機能ですが小規模なスクリプトなら十分使えます。←個人の感想であり効果効能を保証するものではありません(^^
【使用例】ブラウザ版の Twitter (現X)でロゴを以前の青い鳥に変える Script for Me 用ユーザースクリプトはこちら
Script for Me の詳細(英語)はこちら→ AMO

CORS for Me

今のブラウザは a.com にあるページからドメインの異なる b.com のリソースを読み込むことは基本的にできません。この異なるドメイン間のアクセスの許可や拒否を規定するのが CORS (Cross-Origin Resource Sharing) です。
CORS は HTTP ヘッダで実現されているので、 CORS に関わる HTTP ヘッダを改変して、本来アクセスできない別ドメインのリソースを読み込めるようにするのが CORS for Me です。
では CORS for Me を使って具体的にどんなことができるのでしょう? ブラウザの javascriptで複数のドメインのコンテンツを収集してひとつのページに表示することができます。自作日本語ニュースリーダーはブラウザと html と javascript と CORS for Me で多くのソースからのニュースをひとまとめに表示できます。
CORS for Me の詳細(英語)はこちら→ AMO

CSP for Me

CSP は Content Security Policy の略です。CSP ではページで様々なリソースの読み込みやスクリプトの実行を制限できます。CSP も HTTP ヘッダで実現されていて、このヘッダを改変して CSP による制限を回避するために作成したのが CSP for Me です。
主にスクリプトの実行の制限を回避するために作ったのですが、Script Menu や Script for Me で独自に CSP の script-src ディレクティブにある nonce-source による制限をある程度回避する方法を見つけたので今はほぼ使っていません。
CSP for Me の詳細(英語)はこちら→ AMO

 

以上自作アドオンの宣伝でした。

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