2014年11月11日火曜日

「スタートはこちら」「え、どちら?」

Vista 上の Vmware Player に Windows 8.1 をインストールした。
Windows 8 をさわるのは初めてだ。
インストール後最初の起動で現れたのはデスクトップ画面だった。
デスクトップからスタート画面に切り替えアプリ版のIEを起動すると、画面右に「スタートはこちら」という表示が現れた。
じゃまである。消したい。マウスポインタを持っていっても消えない。
その表示には『端から内側へスワイプして、「スタート」をタップします』とあるが、デスクトップPCでタッチパネルなどない。どうやって「スワイプ」して「タップ」すればいいのか。とりあえずその表示を右端から左にドラッグしたりクリックしたりしたが変化はない。
仕方がないのでググった。結局チャームを出せばいいのだ。これでこのうるさい表示は消える。つまり適切なメッセージは「マウスポインタを画面の右上隅か右下隅に合わせてチャームを表示し、スタートアイコンをクリックします」である。
同様に画面左に「アプリの切り替え 直前に使っていたアプリに戻るには、端から内側にスワイプします。ヒント:最初は画面の外側に指を置きます」という表示が出ることがある。これも適切なメッセージは「直前に使っていたアプリに戻るには、マウスポインタを左上隅に合わせて縮小表示されたアプリをクリックします」だ。
 タッチパネルの存在しないPC上で「スワイプしろ」なんていう的外れのメッセージを表示するとは。あきれてしまった。一事が万事という言葉がある。Windows 8 のUIの評判が悪いのは知っていたが、これほど低レベルとは。

Windows 8.1 通常版とDSP版の違い

スクリプトの動作確認のためにアマゾンで Windows 8.1 を購入した。
まず、Windows 8 にはPCなどのハードウエアと無関係に新規インストール可能なDSP版というのがあって安い、という先入観があった。
で、とまどったのがDSP版のほかに通常版が売っていて、しかもDSP版より何百円か安いということだ。
調べてみると、通常版は32ビットと64ビットの2枚のメディアが入っているのに対し、DSP版は32ビットと64ビットで別のパッケージになっていていずれかを選択して買わなければならない。ただし通常版は2枚入っているがインストールできるのは32/64ビットのいずれか一方だけだ。
また通常版のほうだけマイクロソフトのサポートを受けられるという情報もあったが、公式なソースで確認することはできなかった。
ぼくは当面は仮想マシン上でメモリ要件の小さい32ビット版を動かし、将来的にはリアルなPCに64ビット版をインストールするつもりなので、この通常版はありがたかった。
それにしてもこの実売価格の違いではDSP版の存在意義が失われている。